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第76回 日本生物工学会大会における研究成果発表のご案内

2024年9月8日(日)~9月10日(火)に開催される「第76回 日本生物工学会大会」にて、大阪公立大学大学院の東雅之教授・尾島由紘准教授の研究成果を発表頂く事となりました。

学会名称: 第76回 日本生物工学会大会
タイトル: 大腸菌のタンパク質生産においてグリセリンの効果を促す誘導条件の検討
日 時 : 9月8日(日)16:06~
会 場 : 東京工業大学 大岡山キャンパス(東京都目黒区) D会場

大腸菌は組換えタンパク質生産の宿主として広く利用され、グルコースやグリセリンなどが基質として用いられますが、グルコースを基質とするとカタボライトリプレッションにより、グリセリンを基質とすると増殖低下により、生産性が低下することが知られています。昨年度の大会では、グルコースとグリセリンを両方添加すると、増殖は高く保ちながらカタボライトリプレッションの解除によって生産性を向上できる事を報告しました。本研究では、発現誘導の条件を変更して組換えタンパク質の生産量を評価する事で、グリセリンの効果を促す誘導条件を検討しました。本研究の結果、発現誘導が弱い条件ではカタボライトリプレッションの影響を受けやすく、グリセリンが基質として有効である事が分かりました。本講演では、上記の研究成果について発表します。

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